税込10,000円以上のお買い上げで送料無料(配送方法がDDPの場合を除く)
日本

スイッチと無線LANコントローラ、メリット・違いとは

こばやし2022年4月20日読了時間約1分

無線LANコントローラとは?
無線LANコントローラとは、オフィスなど大人数で無線LAN(Wi-Fi)を利用する際に、複数台の無線LANアクセスポイントを管理する装置ということです。特に企業、事務所、機関などのような広いエリアをカバーする高密度環境にとって、高い拡張性・操作性・信頼性をもつアクセスポイントはなくてはならない存在です。
無線LANコントローラの特徴について
高い柔軟性&簡単な操作管理機能
FS AC-224AP コントローラは最大224台アクセスポイントを管理し、7168台端末(ユーザー)の同時接続に対応することが可能です。無線&有線LANを統合管理することを通して、高密度環境への対応を実現するだけでなく、ネットワークの拡張性を高めることもできます。アクセスポイントが増えると操作管理が難しくなると思われる方はいらっしゃるかもしれませんが、そうでは限りません。
 FS AC-224APで複数のアクセスポイントを簡単に管理したり、通信データ・無線トラフィックを継続的に監視したり、異常発生時の警報機能を出したりすることは効率向上に繋がります。コントローラのパネルをチェックすることで、ネットワークの状況、異常発生、故障の原因に関わる情報を把握することも可能です。また、当製品はWi-Fi6に対応するため、Wi-Fi6アクセスポイント及びそれに接続した端末をまとめて簡単に管理することもポイントです。
強いセキュリティ&高信頼性
 FS AC-224APに内蔵されたコントローラ仮想化機能により、複数の仮想コントローラで複数のアクセスポイントを集中制御することができます。ミリ秒単位での自動自己修復機能・データ復旧機能も備えているため、一つのコントローラが故障しても、システムは壊れずに業務を進めていけます。また、自動同期・データローミング機能を通して、端末(ユーザー)の情報は複数の仮想コントローラに共有されたため、同じ端末を何度もネットワークに接続する手間を省けました。
 WEP(Wired Equivalant Privacy、通信を暗号化する方式の一つ)、TKIP(Temporal Key Integrity Protocol、WPAで採用された暗号化プロトコルの一つ)、AES(Advanced Encryption Standard、2000年にアメリカ連邦政府標準の暗号方式として採用された、共通鍵暗号方式の一つ)などといった一連の通信プロトコルにより、ネットワーク・セキュリティが強化され、情報漏えい・ネットワーク攻撃を防ぐことができました。
インテリジェント統合管理
 高密度環境において、同時接続した端末数・トラフィックの動きにより、FS AC-224APは自主的に端末やユーザーを各アクセスポイントに割り当てることが可能です。アクセスポイントの負荷分散を行うことで、平均帯域幅・通信速度・応答速度を上げるという仕組みは、高いパフォーマンスをもつネットワークの構築にも繋がります。
FS AC-224AP 無線LANコントローラの活用
 無線LANネットワークの構築において、コントローラを設置する方法は二つあります。一つはコントローラを無線アクセスポイントやアクセススイッチと接続するという方法です。その場合、コントローラはすべてのデータ通信を管理し、コントローラの機能だけでなくアグリゲーション・スイッチの役割を果たさなければなりません。もう一つはコントローラをアグリゲーション・スイッチと接続することで、無線LANの集中制御を行うことができます。
 そのやり方ではコントローラが直接的にアクセスポイントに接続しないのだが、ネットワークの拡張性が高まるため広く使用されています。2番目の設置方式を利用するFS AC-224AP無線LANコントローラはレイヤ2機能・レイヤ3機能を持ち、接続したアクセスポイントのデータ受送信を集中管理します。それによって、FS AC-224APコントローラは法人に向けた製品として、キャンパス、オフィス、工場など様々な環境に対応できます。